●何と!200号!今年最後の配信です。
知らぬ間に、「寺子屋通信」も、何と、200号になりました。 これも、読者のみなさまあっての事です。 本当にありがとうございます。 「200号記念で、何かプレゼントを!」とも考えたのですが、よいアイデアも思いつかず(正直そうなんです)、お楽しみは、新しい年に持ち越すことにしました。 こうご期待(かな?) ●この1年 僕自身、この1年間は、今までの自分から脱却する(かっこいい!)ための準備期間でした。 それまでの仕事を半分くらいにして、いろいろな体験をしました。 CSの基本「JALアカデミーの接遇マナー教室」、発声の基本「ボーカルトレーニング」、ヒューマン系のセミナーや、スピリチュアル領域も、ちょっぴり体験しました。 今まで、「教える立場」にあって、気づかなかった事もたくさんありました。 子供の受験もあったので、つるかめ算も勉強し直しました。「数学」でない「算数」の楽しみも再確認できました。 今まで知り合った方も素晴らしい人ばかりでしたが、この1年間で出会った方は、またまた素晴らしい人ばかり。 本当にありがとう。 すべてが感謝してもしきれないくらいの体験です。 ●「なべつぐのあすなろ数学」 記念すべき200号!今年最後の本のご紹介は、 「なべつぐのあすなろ数学」渡辺次男(旺文社) 思い起こせば20数年前、公立中学から私立の高校に入って一学期、最初の試験。「数I」30点! 教科書だけでどうにかなった中学数学と、高校の受験数学のギャップに目の玉が飛び出るようなショックを受けました。 「それなり君」から、一気に「おちこぼれ君」へ。 そのときの僕を救ってくれたのが、なべつぐ先生の「あすなろ数学」でした。 数学に困って、本屋をブラブラ~、数ある参考書を立ち読みしながら、どれだったら自分にあうだろう・・・と。 「チャート式」「解法のテクニック」・・・みな、いまいち。 そのとき、何と袋とじの問題集が。「なべつぐのあすなろ数学」 なんだコレハ! 「はじめに」から引き込まれたのを覚えています。 以来、受験まで「ひける数学」シリーズにもお世話になりました。 なべつぐ先生の本は、今まで出会った中で、最高の受験指導書です。 思えば、本屋さんをブラブラする習慣も、このときがきっかけです。 教える立場になって、何かを説明するときの語り口も、この本からの影響が大きい。「対話で学ぶ経営品質」を出版したときも、どこかに、この本の影響があったと思います。 それほどの本です。 感謝! でも、絶版。 今、手元にあるのは、「ひける数ⅡB」「ひける数Ⅲ」だけ。「あすなろ数学Ⅰ~Ⅲ」は、どこかで処分してしまったのでしょう。非常に残念です。 どなたかお持ちではありませんか。子供はこれから中学生ですが、いつか、こんなタイプの本で勉強させたいと思っています。 *「復活どっとコム」へのリンク ●来年は・・・ 来年は、もっともっと幸せな年にしたいですね。 寺子屋通信は、年末年始とお休みします。 次回は、1月17日(月曜日)にお送りします。201号、どうなるやら(笑)。 みなさまにとって、これからも素晴らしい事がたくさん起きますように! よいお年を、お過ごしください。 1年間、本当にありがとうございました。
by terasja2
| 2004-12-19 22:13
| ●週刊寺子屋通信
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